今朝も、布団から出てきませんでした。
「学校行きたくない」
準備もだらだら。時間はどんどん過ぎていく。結局、自転車で学校まで送り届けました。
はなです。でも今日は、そんな朝に起きた温かい出来事を書きます。
学校の前で足が止まった
学校が見えてくると、息子の足がだらだらとしてきました。
学校の前まで来ても、なかなか中に入れない。
そのとき、見守りボランティアで立ってくださっていた年配の女性の方が、息子に話しかけてくれました。
お花の話がはじまった
息子はお花が好きです。
ボランティアの方が学校の近くに咲いているお花に気づいて、「この花、きれいだね」と声をかけてくれました。
息子の目が輝きました。
学校に入ることも忘れて、お花の観察がはじまりました。
たくさんの花が咲いていましたが、息子はほとんどの花の名前を知っていた。ボランティアの方は、知らない花もきちんと教えてくださいました。
少しずつ、門の前まで
お花の話をしながら、少しずつ学校に近づいていきました。
気づけば門の前まで来ていた息子。
ボランティアの方が上手に話を進めながら、自然と一緒に歩いてくださっていたんです。
門の中で足が止まった
門の中に入った息子の足が、ふと止まりました。
「あ、止まった💦」
離れて見ていた私が心配したそのとき、周りにいたボランティアの方々が息子に声をかけてくれました。
「大丈夫。帰って」
ままに向かって言ってくれた言葉でした。
「あなたの子は大丈夫。ままは安心して帰りなさい」
そういう意味だと受け取りました。
涙が止まらなかった
帰り道、涙が止まりませんでした。
毎日問題を起こして、先生に電話をかけさせて、近所から苦情が来て。
そんな息子を、地域のボランティアの方々が温かく受け入れてくれた。
お花の話で引きつけてくれて、気づいたら門の前まで連れていってくれて、ままに「大丈夫」と声をかけてくれた。
こんなに温かい人たちが、息子の周りにいてくれたんだ。
それだけで、今日一日頑張れる気がしました。
毎日しんどい子育てだけど、こういう瞬間があるから続けていける。 地域のボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。
「お花が好き」という意外な一面
息子がお花の名前をたくさん知っているのは、私にとっても少し意外でした。
毎日学校でトラブルを起こして、衝動的で、感情的な息子。そんな息子が「この花はヒメオドリコソウ」「これはナズナ」とすらすら言えたとき、ボランティアの方が驚いた顔をしていたのが見えました。
子どもって、大人が知らないところに自分の世界を持っている。
学校でのトラブルばかりに目が向いていたけれど、息子にはこんなふうに植物に興味を持っている部分もある。それを改めて気づかせてもらえた朝でもありました。
「大丈夫」の言葉の重み
「大丈夫。帰って」
この一言が、私の心にどれだけ響いたか。
毎日毎日「また何かあった」「どうしたらいいんだろう」「私の育て方が悪いのか」と思い続けていたところに、地域の方から「大丈夫」と言ってもらえた。
「あなたの息子さんは大丈夫。あなたも大丈夫」と言ってもらえたような気がして。
そういう言葉が、どれだけ子育て中のままを救うか。私もいつか誰かに「大丈夫」と言える人になりたいと思いました。
地域のつながりを大切にすること
この一件があってから、近所のボランティアの方々への感謝が一層深くなりました。
毎朝「おはようございます」と声をかけることを続けています。時間があるときは少し言葉を交わす。息子の様子を一言報告する。
そういう積み重ねが、今朝のような「大丈夫」につながっているのかもしれない。
地域の人とつながっておくこと。自分から挨拶すること。小さいことだけど、子育てを支えてもらえる土台になっていると感じています。
今日も帰り道、泣きながら歩いた朝のことを書いて少しすっきりしました。しんどい日も、こういう温かい出来事があるから前に進めます。
はなより