こんにちは、はなです。

先日、息子の小学校で運動会がありました。

終わってみれば「がんばったね!」と言える1日だったのですが……正直に言うと、運動会までの2週間は、なかなか大変でした。

今日は、毎朝の遅刻に悩んだ日々と、先生から聞いて思わず笑ってしまった、息子の"ナイショの作戦"についてお話しします。

運動会の2週間前から、毎朝ほぼ遅刻

運動会の2週間くらい前から、息子の様子が変わりました。

朝、起きてもなかなか布団から出てこない。ゴロゴロ、ゴロゴロ。やっと起き上がったと思ったら、今度はソファーに移動して、またゴロゴロ。

「着替えようか」「ごはん食べよう」「もう時間だよ」

何度声をかけても、準備はちっとも進みません。

(体調が悪いのかな……? それとも、学校で何かあった?)

熱があるわけではない。でも、明らかにいつもの息子とは違う。そんな朝が続いて、結局ほぼ毎日、遅刻になってしまいました。

「休む」とは言わない息子

不思議だったのは、息子が一度も**「休みたい」とは言わなかった**ことです。

ゴロゴロして、準備は進まない。でも、「学校に行かない」とは言わない。

だから私は、遅刻してでも、毎朝学校まで送り届けていました。

(行く気はあるんだよね。でも、体がついてこないのかな……)

息子の気持ちがわからないまま、毎朝ドタバタ。このままでいいのか、どこかで無理をさせているんじゃないか、かなり悩みました。

先生と話して見えた、学校での息子の姿

そんなとき、ちょうど先生と話せる機会がありました。思い切って、学校での様子を聞いてみたんです。

すると、返ってきたのは意外な話でした。

運動会の練習では、すごく張り切っていた

先生によると、息子は運動会の練習を、とても張り切ってがんばっているとのこと。

  • 整列のときは一番前に並んで、号令をかけている
  • ダンスもしっかり練習している

(えっ、あの朝ゴロゴロしてる子が!?)

家で見ている姿とのギャップに、びっくり。学校では、ちゃんとがんばっていたんですね。

……でも、リレーの練習だけは、いつもビリ

ところが、ひとつだけ気になることが。

リレーの練習では、いつものんびり走って、ビリなんだそうです。

ダンスも号令もがんばっているのに、どうしてリレーだけ?

その日、家に帰ってから、息子に聞いてみました。

「リレーの練習、なんでのんびり走ってるの?」

すると息子は**「内緒ね」**と前置きして、こっそり教えてくれたんです。

リレーでわざとビリだった、ナイショの理由

その理由が、こちら。

「練習でわざと遅く走っておいて、本番で1番になったら、カッコいいと思われる」

……つまり、練習では**“走るのが遅い子"を演じていた**んです。

これを聞いたとき、思わず笑ってしまいました(笑)。

(いやいや、そんなムダなことしなくても! 普通に走ればいいのに……!)

本人なりに、本番でみんなをアッと言わせる"作戦"を考えていたんでしょうね。そのドラマチックな発想は、なんとも息子らしいです。

でも、リレーはチーム競技。練習とはいえ、わざとゆっくり走ったら、同じチームの子たちに迷惑をかけちゃうよね……と、母はちょっとヒヤヒヤでした💦

本番のリレーは、2位でゴール!

そして迎えた運動会当日。

リレーの本番は――2位でゴール!

作戦どおりの1番とはいきませんでしたが、練習ではビリだった子が、本番で2位。息子の中では、きっと「本気を出したらこんなもんだぜ」くらいの気持ちだったのかもしれません(笑)。

そして何より、運動会当日は、トラブルなくがんばった1日になりました。それが、母としてはいちばんうれしかったことです。

朝のゴロゴロは「がんばりすぎ」の反動だった

先生とお話しして、もうひとつわかったことがあります。

それは、毎朝のゴロゴロは、運動会の練習をしっかりがんばっているぶん、日々の疲れがたまっていたからなのかもしれないということ。先生も、そう理解してくださっているとのことでした。

学校で全力を出しているから、家ではエネルギー切れ。朝、体が動かないのも、無理はなかったのかもしれません。

(怠けてるんじゃなかったんだね……)

毎朝「早く!」と急かしていた自分を、少し反省しました。

トラブルはあっても、自分から謝れていた

実は、運動会の練習以外の時間では、集中力が切れて、お友達とのトラブルがちょこちょこあったそうです。

疲れがたまると、どうしても気持ちに余裕がなくなるもの。多動の息子にとって、運動会前の毎日は、いつも以上にエネルギーを使う日々だったんだと思います。

でも、先生によると、トラブルのあとは、自分から謝ることができているとのこと。

これを聞いて、ほっとしました。トラブルがゼロになるのは、まだ難しいかもしれません。でも、自分から「ごめんね」が言えるのは、息子の大きな成長です。

運動会を通して、私が学んだこと

今回の運動会で、私が学んだのはこんなことです。

① 家で見せる顔と、学校で見せる顔は違う

家ではゴロゴロでも、学校では一番前で号令をかけている。家の様子だけで「大丈夫かな」と決めつけなくてよかったんだな、と思いました。

② 迷ったら、先生と話してみる

ひとりで悩んでいたときは、不安ばかりがふくらんでいました。でも、先生と話したことで、息子のがんばりも、疲れの理由も見えてきました。先生が息子のことを理解してくださっていると知れたのも、心強かったです。

③ 子どもには、子どもなりの考えがある

「練習でわざとビリ」なんて、大人から見ればムダな作戦。でも、息子なりに一生懸命考えていたんですよね。笑ってしまったけれど、その発想はちょっとかわいいなとも思います。……次は、練習から本気で走ってほしいけどね(笑)。

おわりに

運動会前の毎朝の遅刻、本当に悩みました。でも、終わってみれば、練習をがんばって、本番もトラブルなく走りきった息子。本番で2位をとったこの運動会は、きっとずっと忘れられない思い出です。

同じように、行事の前に子どもの様子が変わって悩んでいるお母さん・お父さん。もしかしたら、学校でがんばっている反動かもしれません。ひとりで抱えこまず、先生に学校での様子を聞いてみるのもおすすめです。

息子よ、運動会おつかれさま。本当によくがんばったね。