怒っても怒っても、また手が出る。

「どうして伝わらないんだろう」と思ったことはありませんか?

はなです。息子の「手が出る」問題と向き合い続ける中で、調べたこと・気づいたことをまとめます。


なぜ手が出てしまうのか

子どもが手を出す理由は、**「言葉で気持ちを伝えられない」**から来ていることが多いです。

怒り・悲しみ・悔しさ・不満。

そういった感情を言葉にするスキルが、まだ発達していない段階では、体が先に動いてしまいます。特に衝動性の高い子は、考える前に手が出てしまいます。


怒るだけでは変わらない理由

怒ることで「悪いことをした」という認識は与えられます。でも**「どうすればよかったか」は伝わっていない**ことが多いです。

「叩いたらダメ!」→わかった 「じゃあどうすればよかった?」→わからない

この繰り返しが続くと、子どもは「また怒られた」という記憶だけが残り、行動は変わりません。


効果的な対応策

① 気持ちに名前をつける 「悔しかったんだね」「ズルされて怒ったんだね」と感情を代弁してあげる。気持ちをわかってもらえると、子どもは落ち着きやすくなります。

② 代わりの行動を教える 「叩く代わりに何ができる?」を一緒に考える。「先生に言う」「その場を離れる」など、具体的な選択肢を持たせることが大切です。

③ 落ち着いたタイミングで話す 興奮状態のときに話しても入りにくいです。落ち着いた後に、穏やかに話しましょう。

④ できたときは必ず褒める 手を出しそうになったのを我慢できたとき、言葉で伝えられたとき、必ず褒める。小さな成功体験の積み重ねが変化につながります。


わかっていても難しい。それが子育てですよね。 でも今日より明日、少しずつ。一緒に頑張りましょう。


実際に試してみて効果があったこと

理論はわかっていても、実践するのが難しい。

でも試し続ける中で、息子に対して少し効果を感じたことがあります。

「怒る前に一呼吸」ルール 息子が手を出した報告を受けたとき、私自身がすぐに怒らないようにしました。まず「そっか、何があったの?」と聞く。状況を把握してから話す。

最初は難しくて、どうしても「また!?」という声が出てしまいましたが、意識し続けることで少し変わってきた気がします。

「手を出す前にできること」リスト 息子と一緒に「手を出したくなったときにできること」を紙に書きました。「先生に言う」「その場を離れる」「グーを作ってギュッと握る(叩かない)」など。

全部できるわけじゃないけれど、「こういう選択肢があるんだ」と頭の片隅に入れておくだけでも違うかもしれないと思っています。


「感情を言葉にする練習」を家でやっている

手が出る根本原因が「言葉で気持ちを伝えられない」ことなら、家で感情を言葉にする練習をすることが大事です。

夕食のとき「今日どんな気持ちになった?」と聞くようにしました。「嬉しかった」「悔しかった」「怒った」——感情の名前を使って話す練習。

最初は「別に」「普通」としか言わなかった息子が、最近は「〇〇に取られてイライラした」「先生に褒められて嬉しかった」と言えるようになってきました。

小さな変化だけど、確実に進んでいます。


ままが自分を責めすぎないために

「手が出る子」のままは、自分を責めやすい。「育て方が悪かったのかな」「もっとちゃんとしていれば」って。

でも、手が出るのは脳の特性の問題が大きい。衝動性は生まれ持ったもので、それを「育て方の問題」だけにするのは正確じゃない。

もちろん環境や対応によって変わる部分もある。でも根本的には、その子の脳の成熟と共に少しずつ変わっていくもの。

ままが自分を責めてボロボロになるより、余裕を持って子どもに向き合えるほうがずっと大事です。自分をいたわりながら、一緒にゆっくり進んでいきましょう。


まだ答えは出ていないけれど、向き合い続けることが大事だと思っています。悩んでいるままさん、一人じゃないですよ。

はなより