多動傾向のある子の友達作りって、心配ですよね。
衝動的に手が出てしまう。場の空気が読めなくて浮いてしまう。遊んでいてもルールが守れなくてトラブルになる——。
「うちの子、ちゃんと友達できるのかな」と不安になったことが何度もあります。
でも入学から数ヶ月が経って、息子に「一番のお友達」ができました。今回はその過程と、友達作りで親ができることをまとめます。
多動傾向のある子が友達作りで難しいこと
衝動的に手や口が出てしまう
悪意はないのに、うれしくて叩いてしまう。テンションが上がって押してしまう。これがトラブルの原因になりやすいです。
距離感が読みにくい
仲良くなりたい気持ちが先走って、ぐいぐい近づきすぎてしまうことがあります。相手が引いているサインを読み取るのが難しい子も多いです。
ルールのある遊びでもめやすい
鬼ごっこやゲームなど、ルールが崩れるとパニックになったり、逆にルールを無視して自分のやり方でやってしまったりすることがあります。
それでも友達ができる理由
多動傾向のある子は、エネルギーが高くて、明るくて、面白いことが多いです。
その明るさや元気の良さが、同じテンションの子を引きつけることがあります。
うちの息子の「一番のお友達」も、似たようなタイプの元気な子。叩いてしまったこともあったけれど、「大丈夫」と言ってくれて、次の日も一緒に遊んでいたそうです。
合う子と出会えたとき、友達関係はちゃんと育っていきます。
親ができるサポート
トラブルのあとに「相手の気持ち」を一緒に考える
「叩かれたお友達はどんな気持ちだったと思う?」と、落ち着いたあとに一緒に振り返る時間を作ります。その場で問い詰めるのではなく、少し時間を置いてから話すのがポイントです。
「うれしいときは言葉で伝えよう」を練習する
うれしくて叩いてしまう子には、「うれしい!」「やった!」と言葉で表現する練習を家でしておく。感情を言葉にする練習は、毎日の積み重ねが大切です。
先生に「仲のいい子」を教えてもらう
個人懇談や連絡帳で「最近仲良くしているお子さんはいますか?」と聞いてみる。先生が知っている友達関係を教えてもらえると、家でも話題にできます。
友達のいいところを一緒に話す
「○○くんって、どんな子?」「どんなところが好き?」と聞いて、友達への興味や愛着を育てる会話を日常に取り入れる。
まとめ
- 多動傾向のある子は友達トラブルが多くなりがちだが、明るさやエネルギーが友達を引きつける面もある
- 合う子と出会えれば、トラブルを乗り越えながら友達関係は育っていく
- トラブルのあとは責めずに「相手の気持ち」を一緒に考える
- うれしい気持ちの言語化練習を日頃からしておく
焦らなくていいです。この子なりのペースで、ちゃんと友達はできます。