「習い事くらいしっかり座って聞けるでしょ」
入学前のわたし、まじでそう思ってました。ごめんなさい。
どうも、多動傾向の息子(小1)のままをやっております、はなです。
息子との習い事遍歴、一言でいうと**「失敗の宝庫」**です。
でも今はサッカー教室に通い始めて、ようやく「あ、これだ」ってなる瞬間が増えてきた。
今日は、その道のりを全部ぶちまけます。
最初の習い事、盛大に撃沈した話
息子が年長のとき、友達のすすめで学習系のくもんに入れました。
「体よりまず頭を鍛えて、学校の勉強で苦しまないようにしたい」という、まあ親心です。
最初の1週間はよかった。「いけるじゃん!」と思ってたら、2週目から席を立つようになり、3週目には先生に「少し難しい状況です」と言われ、1ヶ月で退会。
退会理由を告げる電話が恥ずかしくて、夫に頼んだのは内緒です。
向いていない習い事の特徴、めちゃくちゃ体感した
くもんの失敗を経て、ピアノ→習字とチャレンジしては撃沈するうちに、向いていない習い事のパターンが見えてきました。
ずっと座ってるやつは無理
これが最大の壁。
くもんも、ピアノも、習字も、基本「椅子に座って集中する」がベースにある。
息子にとって「じっと座る」はすでに全力疾走と同じくらいの消耗なんです。学校でそれをやり切ったあとに、また習い事で座れとなると……もう残量ゼロです。
静かな環境・声を出してはいけない場所も鬼門
習字教室、空気が独特でしたよね。しーんとしてて、みんな集中してて。
息子は入った瞬間から落ち着かなくて、「ちょっとおしゃべりしながらやろうぜ」みたいな気分になってたみたい。当然、先生に何度も「シッ」される→本人もしんどい→やめる、の流れ。
順番待ちが長いやつも要注意
ピアノは1対1だったので待ち時間はなかったけど、体験で行ったスイミングで「次のグループが終わったら〜」みたいな時間があって、息子が「もうやめる」と言い出したこともありました(笑)。
待てない。本当に待てない。
サッカー教室に出会うまで
「もう体動かす系一択だ」と腹を決めたのが、去年の秋ごろ。
いくつか候補を考えました。
- 水泳(スイミング): 体を動かせる、一人でできる、ルールがシンプル
- 体操教室: 動きが多い、個人競技系
- 武道(空手・柔道): 礼儀も学べる、エネルギー発散できる
- サッカー: チームスポーツ、外で走り回れる
わたしがサッカーに惹かれた理由は、息子が**「走ること」と「蹴ること」がめちゃくちゃ好き**だったから。
公園で石を見つけたら蹴る、水たまりを見つけたら蹴る、なぜか友達のランドセルも蹴ろうとする(それはやめなさい)。
ならもう、それを正式に発動できる場所に連れていこう、と。
サッカー教室、はじめての体験入学で見た光景
体験の日、わたしは正直ドキドキしてました。
「またすぐ飽きて帰りたいって言い出すのでは」「他の子に迷惑かけるんじゃ」
でも始まった瞬間、息子が走り出した。ずっと走ってた。
コーチに「ボールを追いかけて!」と言われるより早く追いかけてるし、ドリブルの練習中も体全体でボールに絡みにいってるし、転んでも笑って立ち上がってるし。
終わって車に乗ったとき、息子が言ったんです。
「ままー、また来ていい?」
…泣きそうになりました。本当に。
多動傾向の子に向いている習い事の共通点
サッカーと、いくつか調べたり他の多動っ子ままに聞いたりしてわかったことを整理すると、こんな感じです。
1. とにかく体を動かし続けられる
サッカー・水泳・体操・武道など、止まってる時間が短い習い事は相性がいいです。
エネルギーを使い切れる場所って、多動っ子にとって「やっと解放された!」って感じなんだと思う。
2. ルールがシンプルでわかりやすい
複雑な戦略とかテクニックより、「ボールをゴールに入れる」「泳ぐ」「型を覚える」みたいなシンプルな目標のほうが入りやすい。
3. 「動いていいこと」が前提になっている
静止が罰じゃなくて、動くのが当たり前の環境。これが大事。
4. 成果がわかりやすい
「今日ゴール決めた!」「タイムが縮まった!」みたいにその日のうちに達成感を感じられるものは続きやすいみたいです。
5. 先生・コーチが動きを評価してくれる
これ、めちゃくちゃ重要。
「じっとしてないから困る」じゃなくて「エネルギーあるね!」って言ってくれるコーチがいる環境かどうか、体験で絶対確認したほうがいいです。
向いていない習い事の特徴(まとめ)
| 特徴 | なぜきついか |
|---|---|
| 長時間着席が必須 | 最初からハードモード |
| 静寂・静粛が求められる | プレッシャーで逆に暴れる |
| 順番待ちが多い | 待てない、本当に待てない |
| 細かいルールや礼儀作法がいきなり多い | 情報量多すぎてパンクする |
| 個人のペースで進む(放置時間がある) | 手持ち無沙汰で別のことをはじめる |
「うちの子には無理」じゃなかった
習い事を転々として、正直「この子には向いてる習い事なんてないんじゃないか」って思ったことがありました。
でも違った。ただ合う場所に出会えていなかっただけだった。
今の息子、サッカーの練習がある日は朝から機嫌がいい。「今日サッカーある!」って、制服着るのより早くユニフォームに着替えてる。
それだけでもう、続けてよかったと思えます。
習い事探し中の多動っ子ままへ。失敗してもいい。失敗するたびにわかることがあるから。あなたの子に合う場所は、絶対あります。
習い事が「成長の場」になるとき
合う習い事が見つかってから、息子の変化は習い事の中だけじゃありませんでした。
サッカーでコーチに褒めてもらえる経験が増えたこと、チームの中で役割があることが嬉しくなってきたこと——それが少しずつ、学校での自信にもつながっている気がします。
「ぼく、サッカーうまいよ」と言いながら学校に行く日が増えました。
うまくても下手でも関係なく、「自分には得意なことがある」という感覚が、他の場面での踏ん張りを支えてくれているんだと思います。
習い事って、スキルを学ぶだけじゃない。「自分はここにいていい」という場所を作ることが、実は一番大事なのかもしれない。
はなより