宿題の時間が一番つらい、と思っていた時期がありました。

「座って」「鉛筆持って」「ちゃんとやって」——何度言っても届かない。5分もしないうちにどこかへ行ってしまう。気づけばわたしが怒鳴っていて、息子が泣いていて、宿題は全然終わっていない。

毎日のこのバトルが、本当に消耗でした。

試行錯誤した末に「これは使えた!」と思った工夫を5つ、まとめます。


工夫①:帰宅直後にやらせない

「帰ったらまず宿題」がいいと言われるけど、うちの息子には逆効果でした。

学校でずっと頑張ってきた直後は、エネルギーが切れていてパンク状態。そこに宿題を突っ込んでも集中できない。

おやつを食べて、30分くらい自由に遊ばせてからにしたら、少しスムーズになりました。

エネルギーのチャージ時間、大事です。


工夫②:「15分だけ」タイマーを使う

「宿題終わるまでやめない」ではなく、「タイマーが鳴るまでだけやろう」に変えました。

タイマーを15分にセットして、「鳴ったら休憩していいよ」と伝える。

終わりが見えると、意外と取り組めるんです。終わらなくても「今日はここまで」で一旦止めて、また次のセットをやる方が、ゆるゆると進みます。


工夫③:宿題の場所を変えてみる

机に座らせると逃げる子が、リビングのローテーブルやソファの前ならやれることがあります。

うちは「ダイニングテーブルでわたしが夕飯の準備をしながら隣で見ている」形が一番安定しています。

子どもって、ひとりで部屋に閉じ込められると余計やる気なくなるみたい。ままが近くにいるだけで、なんとなく落ち着くことがある。


工夫④:「できたね」を大きめに言う

1問解けたら「できたじゃん!すごい!」、1行書けたら「きれいに書けてる!」。

大げさかなと思いつつやってみたら、子どもの表情がぱっと明るくなりました。

多動傾向のある子は、「できた!」という達成感で動く部分が大きい。褒めると動く、は本当でした。


工夫⑤:「全部やらなくていい日もある」と決める

これ、最初はすごく抵抗がありました。

でも、コンディションが悪い日に無理やりやらせると、「宿題=嫌なもの」という刷り込みが強くなる。

先生に「疲れていてできませんでした」と連絡帳に書いたことがあって、先生の反応は「わかりました、無理しなくて大丈夫です」でした。

「毎日完璧にやらせなきゃ」という縛りを少しゆるめたら、むしろ続くようになりました。


まとめ

宿題バトルをなくすのは難しくても、「今日は少しマシだった」を積み重ねるのが目標です。

完璧にやらせようとしなくていい。一緒にいながら、できたことを認める。それだけで、宿題の時間は少し変わってくると思います。

まだ試行錯誤中のままたちへ、少しでも参考になれば嬉しいです。

宿題バトルで一番しんどかったこと

宿題の時間が一番つらかった理由は、時間がかかることより「終わりが見えないこと」でした。

始めてから30分経っても1問しか終わっていない。怒鳴ると息子が泣く。泣くと余計進まない。ますます怒りたくなる。この悪循環がしんどかった。

でも「怒ることで宿題は進まない」とわかってから、少し冷静になれました。怒るエネルギーを「どうすれば進むか」に使う方向に切り替えた。それが最初の一歩でした。


学校の先生と「宿題の量」を相談してみた

宿題バトルが続いていた時期、思い切って先生に相談しました。

「宿題に1時間以上かかってしまっていて、本人も私も毎日疲弊しています。量を減らしていただくことはできますか?」

先生の答えは「もちろんです。無理しなくて大丈夫ですよ」でした。

それ以来、コンディションが悪い日は「今日は半分にします」と連絡帳に書くようにしています。先生に正直に話すことで、お互い楽になることがある。これも大事な学びでした。


「宿題嫌い」を「宿題まあいいか」に変えるまで

息子は今でも宿題が好きではありません。

でも「嫌い!やらない!」から「まあやるか」に変わってきた気がします。

その変化の一番の要因は「強制しなくなったこと」だと思います。

やれる状態のときにやる。できたら褒める。できなかった日は流す。この繰り返しで、「宿題の時間=怒られる時間」という刷り込みが少しずつ薄れてきたのかもしれません。

嫌いなものを好きにさせるのは難しい。でも「まあやってみるか」に変えることはできる。その小さな変化を大事にしています。


完璧な宿題スタイルはまだ見つかっていないけれど、今日より明日、少しずつ。同じく宿題バトルで疲れているままさんへ、一緒に試行錯誤しましょう。

はなより