集団登校をやめました。
正確には「しばらくの間、私と一緒に歩いて登校する」に切り替えました。
はなです。実際にやめてみてわかったことを正直に書きます。
集団登校をやめた理由
息子が集団登校でトラブルを繰り返していました。
班長さんに刃向かう、上級生にグーパンチをする、言うことを聞かずにうろうろする。
このまま続けることで息子のトラブルが増えるだけでなく、班のみんなにも迷惑がかかると判断しました。
集団登校のメリット
やめてみて、改めてメリットも感じました。
- 上級生から学ぶ機会がある
- 地域のつながりができる
- 安全に登校できる
本来はとてもいい制度だと思います。
集団登校のデメリット(うちの場合)
一方で、息子には合わなかった点もありました。
- 集団の中でストレスがたまりやすい
- トラブルのきっかけになりやすい
- 疲れた状態で学校に着いてしまう
やめてよかったこと
2人で歩くようになってから、息子の表情が少し明るくなりました。
道中、好きな話を自由にしながら歩けるので気分が整います。学校の門をくぐるときの顔が、以前より穏やかになった気がします。
完璧な解決策ではないけれど、今の息子には合っているようです。
集団登校について悩んでいるままさん、一つの選択肢として参考にしてもらえれば嬉しいです。
「なんでうちの子だけ」と思っていた頃
集団登校でトラブルが続いていたとき、正直いちばんきつかったのは孤独感でした。
他の子はちゃんと歩いているのに、なんでうちの子だけ。なんで毎朝こんな思いをしなきゃいけないんだろう。
班長さんのお母さんから連絡が来るたびに、心臓がドキドキして、スマホを開くのが怖くなっていました。「また何かやったのかな」って。
息子を責める気持ちと、「でも息子が悪いわけじゃないのかも」という気持ちがぐるぐるして、毎朝モヤモヤしたまま仕事に出かけていた時期があります。
やめる決断をするまでの葛藤
集団登校をやめるって、実は簡単な決断じゃなかったんです。
「またトラブルメーカーって思われる」「班の人たちに迷惑かけたのに、さらに迷惑じゃないか」「こういう問題から逃げてどうする」って、いろんな声が頭の中でぐるぐるしていました。
夫に相談したら「しばらく一緒に歩いてみれば?」ってあっさり言われて。そのひとことで少し楽になったのを覚えています。
班長さんのご家庭にも一言お断りの連絡を入れました。すごく緊張したけど、「息子さんのことを考えてあげてください」と温かく言ってもらえて、拍子抜けするくらい安心しました。
一緒に歩く中で見えてきたもの
毎朝2人で歩くようになって、気づいたことがあります。
息子は歩きながらよくしゃべります。学校のこと、友達のこと、昨日テレビで見たこと。
集団の中にいるときは、そういう話を誰かに遮られたり、無視されたりすることが積み重なってストレスになっていたのかもしれません。私と2人だと、どんな話も「そうなんだ」って聞いてあげられる。
それだけで息子の表情が全然違うんです。
学校の玄関で「じゃあね」って言うときの顔が、以前と比べてずいぶん穏やかになりました。正解かどうかはわからないけれど、今の息子には合っているんだと思います。
集団登校が合う子・合わない子
これはあくまで私の感想ですが、集団登校って「集団の中でうまくやれる子」には向いていて、「集団の中でストレスをためやすい子」には向かないことがあると思います。
どちらが良い・悪いじゃなくて、その子の特性の問題。
多動や衝動性のある子は、集団の中でのルールや待つことが苦手なことが多い。それは本人が悪いんじゃなくて、脳の仕組みの話なんですよね。そう理解してからは、「なんでできないの」じゃなくて「どうすれば合う方法を見つけられるか」に考えがシフトしました。
同じで悩んでいるままさんへ
集団登校のトラブルで悩んでいるなら、一度「やめてみる」という選択肢も考えてみてください。
学校や班に相談することへの抵抗感があるかもしれないけれど、きちんと話せばわかってくれる方が多いです。
「みんなと同じようにしなきゃ」というプレッシャーを手放すだけで、毎朝がちょっと楽になることがあります。完璧な正解はないけれど、今の子どもに合った方法を探し続けることが大事だと、私は思っています。
はなより