小1の息子、入学してはや数週間。 毎日ドキドキしながら学校に送り出しているわたしですが……正直、集団下校はずっと不安でした。
集団下校、やっぱりやらかした
うちの小学校は、しばらくの間「学年ごとの集団下校」があります。 同じ方向の子たちが一緒に帰る、あれです。
入学当初から「息子、ちゃんと列に並んで帰れるかな…」という不安はありました。 案の定でした。
先生から連絡がきたのは、入学から間もなくのこと。
「列から遅れてしまうことが多くて」 「途中で違う方向に歩いてしまったことがあって」 「しばらくの間、お迎えに来ていただくことはできますか?」
ですよね〜〜〜!!(心の叫び)
先生もやんわりと伝えてくれましたが、要は「集団下校、させておけない」ということです。 まあ、そうだよね。迷子になったり、最悪事故にでも遭ったりしたら大変だもの。
翌日から、わたしは毎日お迎えに行くことになりました。
でかい子の群れの中に、チビが1匹
昨日は全学年が同じ時間に下校する日でした。 つまり1年生から6年生まで、ぞろぞろと歩いてくる日。
「今日も迎えに行かなきゃ」と思って外に出たら、遠くからわらわらと子どもたちの群れが見えてきました。
あれ?なんか……でかい子ばっかりいる列に、一人だけめちゃくちゃちっちゃい子いない?
近づいてよく見たら。
うちの息子でした。
6年生に囲まれて、のしのし歩いとる。
背の高い6年生がずらっと並ぶ中に、ひとりだけ頭ひとつどころか体ふたつぶんくらい小さいチビがいて、思わず笑ってしまいました。本人はいたって真剣な顔で歩いていたんですけどね。
折り紙の手錠と、6年生の優しさ
笑いながらも近づいてよく見たら、息子の両手に何か巻いてある。
……折り紙で作った手錠、でした。
先生につけてもらったのか本人がお願いしたのかは不明ですが、手錠をはめたまま堂々と歩いているわが息子。なんで??
それよりも感動したのが、隣を歩く6年生のお兄さんたちの様子でした。
「かわいいな〜」
そう言いながら、息子の頭をなでてくれているんです。 1年生なんて全然知らない子なのに、嫌な顔ひとつせず、一緒に歩いてくれている。
もうね、それだけで泣きそうになりました。
子どもって、優しいな。6年生って、もうすでにお兄さんだな。
なんか、日本の未来、大丈夫だわ…って思いました(大げさ)。
「ゲーム何やってるの?」「トランプ」
ほっこり感動していたのも束の間、息子が6年生に話しかけていました。
内容を聞いていたら、まず自慢話から入ってました。
「ぼく、将来東京の大学に行くねん」
……小1よ。まだ入学して数週間よ。
6年生たちは「すご〜い!」と笑いながら受け取ってくれていましたが、わたしは「ごめんな、うちの子がよくわからんことを言って…」と心の中で謝り続けていました。
そして極めつけ。
6年生の一人が「ゲーム何やってるの?」と聞いてくれたんです。
息子の答え。
「トランプ」
……ゲームはまだ買っていません!!
うちはゲーム機を持っておらず、息子が「ゲーム好き?」とか「ゲーム何してる?」と聞かれるたびに、毎回「トランプ」と答えるんです。
6年生、一瞬「?」って顔してたけど、「あ、そうなんや〜!」って優しく返してくれてました。
他の子たちがスイッチの話とかマイクラの話とかしてる中、うちの息子だけ「トランプ」。
でも息子、全然気にしてない。ある意味すごい。メンタル強すぎる。
久しぶりにほっこり帰ってきた
集団下校でのトラブルが続いて、毎日迎えに行く日々がちょっとしんどくて、「いつになったら一人で帰れるようになるんだろう」って正直思っていました。
でも昨日は久しぶりに、帰り道が楽しかった。
6年生のお兄さんたちのおかげで、息子が笑顔で帰ってきた。 わたしも途中から一緒に歩きながら、なんかほっこりしてしまいました。
知らない子の頭を優しくなでてあげられる6年生って、素直にすごいと思う。 あの子たちを育てたおうちの方々と先生たちに、心から「ありがとう」って言いたい。
息子のことを「かわいいな〜」って言ってくれた6年生、あなたたちは最高です。
さて、折り紙の手錠は何だったのか、明日学校で聞いてみようと思います。
同じように毎日お迎えしているまま、集団下校でハラハラしているまま、もしいたら「うちだけじゃないよ〜」ってことが伝わるといいな、と思いながら書きました。お互いがんばりましょう〜!
はな