「今日も授業中に立ってしまいました」
連絡帳にその一文を見るたびに、胸が重くなります。
はなです。
怒られるのは息子も辛いはず
先生に怒られたと聞いて、正直わたしも最初は「また……」と思っていました。
でも、息子だって好きで立っているわけじゃないと思う。
座り続けることが、普通の子より何倍も大変なんだと頭ではわかっている。
じゃあ、ままにできることって何だろう。
調べて、試して、気づいたことをまとめます。
① 「座る練習」より「体を使う時間」を増やす
多動傾向の子は、エネルギーを発散できていないと授業中に体が動いてしまいやすいそうです。
学校から帰ったあとに外で体を動かす時間を作るだけで、翌日の落ち着きが変わることがあるとか。
うちの息子はサッカー教室に通っていますが、それがない日は公園に連れて行くようにしています。
「今日は体動かした?」が、わたしの毎日の確認事項になりました。
② 先生に「小さい役割」をお願いする
授業中にどうしても体が動いてしまう子には、**「先生のお手伝い係」**を作ってもらうのが効果的なことがあるそうです。
プリントを配る、黒板を消す、ちょっとした仕事を任せることで「動いていい場面」が生まれる。
「じっとしなさい」と抑えるより、「これをやってね」と動く理由を与える方が、本人も楽なんだと思います。
先生に相談してみる価値はあるかも、と思っています。
③ 帰ってから「今日どうだった?」を続ける
怒られたことを叱るより、うまくできたことを見つけて褒める。
「今日、少しだけ座ってられた?」「一時間目は頑張れた?」
小さい成功を積み重ねることが、じわじわと自信に繋がると、支援の本で読みました。
うちはまだ試行錯誤中ですが、「できた日」を一緒に喜ぶことだけは続けています。
完璧じゃなくていい
毎日うまくいくわけじゃないし、正直しんどいと思う日もあります。 でも、こうして少しずつ向き合えていることが、いつか息子の力になると信じて。
同じことで悩んでいるままさんがいたら、一緒に頑張りましょう。
実際に先生にお願いしてみた結果
「小さい役割」をお願いしたいと思いながらも、最初はなかなか言い出せませんでした。「余計なことを言ってクレームみたいに思われないか」という心配があって。
でも意を決して連絡帳に書いてみたら、先生からは「いいですね、試してみます」という返事が来ました。
次の週から、プリントを配る係を任せてもらえるようになったそうです。
息子が帰ってきて「今日プリント配ったよ」と言ったとき、すごく嬉しそうでした。「ちょっとした仕事を任せてもらえた」ということが、息子の中で誇らしかったのかもしれません。
あの日から、授業中に立つ頻度が少し減った気がしています。「役割」があることの力を感じました。
「なぜ座れないのか」を理解することの大切さ
息子が授業中に立ってしまう理由を、私なりに整理してみました。
ひとつは体が動くことを止められないこと。衝動性が高いと、「立ちたい」という衝動を抑えることが定型発達の子より難しい。
ひとつは刺激への反応。教室の中のいろんな音や動きに引っ張られて、体が動いてしまう。
もうひとつは**「座っていることへの意味が見えない」**こと。先を見通す力が弱いと、「今座っていれば後でいいことがある」というつながりが感じにくい。
これを理解したことで、「なんで立つの!」という怒りから「こういう仕組みなんだ」という見方に変わりました。怒り方も変わった気がします。
学校以外でできる「座る耐性」の積み上げ
家でできることとして、毎日少しずつ「座って何かをする時間」を作るようにしました。
最初は5分だけ。「お絵かきしよう」「パズルやろう」など、座ってできる好きなことを一緒にする。
5分できたら次は10分。焦らず少しずつ伸ばしていく。
「座ること自体は嫌いじゃない。楽しいことをするなら座れる」という感覚を積み上げることが、授業中にも少しずつ活きてくるかもしれない。そう信じてやっています。
まだまだ課題はありますが、一歩一歩。同じ悩みを持つままさんの参考になれば嬉しいです。
はなより