キャンプから帰ってきて、「少し成長したかも」と思っていた翌朝の話です。


珍しく、準備が早かった

GW明けの今朝、息子は珍しく早めに準備ができました。

「キャンプでリフレッシュできたのかな」「成長したかな」——そんなことを思いながら、一緒に家を出ました。

あの瞬間、わたしは確かに嬉しかったんです。


でも、小学校が近づいたら足が止まった

学校が見えてきたところで、息子の足がぴたりと止まりました。

ああ、やっぱりか。

それでもボランティアの方々が声をかけてくれて、なんと今日は校長先生まで来てくださって。みんなに助けてもらいながら、なんとか門をくぐることができました。

本当にありがたい。いつもありがとうございます。


連休明けが心配で、途中まで迎えに行った

仕事中もずっと気になっていました。GW明けの初日、学校でどんな感じだったんだろう。

帰り道、途中まで迎えに行くことにしました。でも今日は集団下校だったようで、なかなか合流できない。待てども待てども来ない。

結局、わたしだけ先に帰ることにしました。


インターフォンが鳴った

しばらくして、インターフォンが鳴りました。

出てみると——先生でした。

一瞬、頭が真っ白になりました。先生が家まで来るって、よっぽどのことです。

話を聞いてみると、今日は地区別集会があって、集団下校の日だったそうです。でも息子は「先に帰る」と言って、ひとりで帰ろうとしたそうで。

先生が止めに入ったとき、息子の手が先生の持ち物に当たってしまい、先生の手に小さな切り傷ができてしまったと。

それを謝罪しに来てくれたのです。


先生が、かわいそうで

謝罪を聞きながら、わたしはなんとも言えない気持ちになりました。

そもそも、集団下校のルールを無視してひとりで帰ろうとしたのは息子です。先生は止めようとしただけ。なのに、結果として怪我をさせてしまったからと、わざわざ家まで来て頭を下げてくれる。

息子に振り回されて、最後は謝りに来る先生の姿が、本当に申し訳なくて、胸が痛かったです。


そして宿題も、持ち物も

先生が帰ったあと、息子に宿題のプリントを出すよう言っても出てこない。明日の持ち物もノートに書いていない。

「今日、学校でどんな様子だったんだろう」と想像したら、少し怖くなりました。

でも、わたしは学校のことは先生に任せると決めています。だから今日も学校には連絡せず、息子に静かに話を聞くだけにとどめました。


追い出されないことを願うだけ

正直に言います。

「この子、学校から追い出されないかな」と思いました。

笑えない冗談のようですが、本気でそう思いました。

それでも先生方が根気強くかかわってくれていることに、毎日感謝しかありません。明日もまた一日、なんとかやっていきましょう。

先生、今日もありがとうございました。本当に、申し訳ありませんでした。


翌朝、普通に登校した

あの夜、わたしはなかなか眠れませんでした。

先生に怪我をさせてしまったこと、集団下校を無視したこと、宿題も連絡帳も何もなかったこと——頭の中でぐるぐると繰り返して。

でも翌朝、息子は何事もなかったように起きてきて、普通に朝ごはんを食べて、普通に登校していきました。

子どものこの切り替えの速さに、毎回どう向き合えばいいのかわからなくなります。引きずっているのはまま側だけ、みたいな。


それでも積み重ねていくしかない

先生が家まで来てくれたことは、ショックだったけれど、ありがたくもありました。

「この家庭はちゃんと対応してくれる」と思ってもらいたかった。だから玄関先でもしっかり頭を下げて、「息子とも話します」と伝えました。

完璧にはいかなくても、毎回誠実に向き合うこと。それしかできないままです。

GW明けの1日、本当にいろんなことがありすぎました。

はなより